省エネの知識

冬の省エネ

冬は、消費電力がグーンとはね上がる季節。日頃の生活の中で、エネルギーの無駄使いがないかをチェックし、効率的にエネルギーを使う工夫をしましょう。

1, 暖房時の室温は20度を目安にしよう

設定温度室温20度で寒いと感じる時は、設定温度を上げる前に着るもので工夫しましょう。
例えば、ニットのカーディガンを1枚羽織ると、体感温度は2.2度上昇すると言われています。ひざかけの利用や吸湿発熱素材の下着を着用するなど、工夫してみましょう。

2, 部屋の室温を保つため、ドアや窓の開閉は少なくしよう

同じ温度でも、湿度を高くすると暖かく感じるので、加湿器を有効に使うのも効果的です。床まで届く長い厚手のカーテンを使用しましょう。また、扇風機を併用し、温まった空気を循環させましょう。

3, エアコンもガス・石油ファンヒーターも効果的に使おう

暖房の設定温度は20℃以下に設定し暖房器具は、つけっぱなしにせず、必要なときだけつけるようにしましょう。出かける前や寝る15分くらい前には、切るようにしましょう。フィルターは月に1、2回清掃しましょう。

4, 電気カーペットを使う時には、人のいない部分は暖めないようにしよう

床に直に敷くと、暖房効果が下がるので、カーペットの下に断熱マットなどを敷きましょう。

5, 電気こたつは、設定温度を低めにしよう

こたつ布団に、上掛けと敷布団をあわせて使うようにしましょう。

電気の豆知識 - 加湿器を上手に使おう

一般的に部屋の温度は気にしますが、忘れがちなのが、湿度調整。快適な住空間は温度20度。湿度40~60%と言われています。加湿器をつけると体感温度が上がり、エアコンなどの設定温度を低くすることもできます。のどや肌の乾燥も防げるので、風邪やインフルエンザ対策にも役立ちます。

夜が長い冬こそ!照明で省エネ

照明で省エネ
●白熱電球を電球型蛍光ランプに取り替えよう。

電球型蛍光ランプは、白熱電球に比べて価格は高めですが、同じ明るさの白熱電球に比べて消費電力は4分の1以下、寿命は約6倍と長く、長い目で見るとお得です。最近では、さらに消費電力が少なく、寿命が長いLED電球も登場しています。

●買い替えの時は、インバーター式器具がおススメ!

インバーターでON・OFFだけでなく、パワー調節ができるので、従来の照明器具に比べて省エネ効果があります。電球型蛍光ランプにもインバーターが組み込まれています。

●照明を使う時は、点灯時間を短くしよう

点ける必要のないときには消灯しましょう。照明の傘やカバーが汚れると、明るさが低下するので、明るさをアップさせるため、こまめに掃除しましょう。

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