冬の省エネルギーキャンペーンクイズ ご応募ありがとうございました
クイズの解説
Q次の項目の中に、正しいものが1つだけあります。その番号を選んでください。
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①エアコンは自動運転よりも風量を弱くしたほうが電気代が安くなる。
→不正解[解説]
暖房は風量を弱くするよりも自動運転のほうが省エネになります。
エアコンは低い温度の部屋を一気に暖めるときに大きな電力を使います。自動運転の場合、部屋が暖まるまでは強風、その後は弱風と調整を行います。一方で弱風の場合、部屋が暖まるまでの時間が長くなり結果的に余計な電気を使うことになってしまいます。
また、暖房時は設定温度を1℃低く設定することで約10%の節電効果を得ることができます。
日立HP「日立の家電用品 お客様サポート」より
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/ra/q_a/post-132.html -
②フラットタイプの電子レンジは外側に置いたほうが温まりやすい。
→不正解[解説]
フラットタイプの電子レンジでは、中央に食品を置くほうが効率よく温めることができます。
一方でターンテーブルタイプの電子レンジは一方向からの電磁波を当て、回転させることで食品を温めるためテーブルの端に置くことでより効率的に温めることができます。 -
③エアコンの風向は夏は下向き、冬は上向きにすると効率が良い。
→不正解[解説]
冷たい空気は重く下にとどまり、反対に暖かい空気は軽く上にいく性質を持っています。
夏はエアコンの風向きを上にすることで冷風が上から下へと流れて冷たい空気が循環するため効率よく部屋を冷やすことができます。
反対に冬は風向きを下にすることで暖かい空気が下から上へと動くことで対流が生まれ、効率よく部屋全体を暖めることができます。
また、暖房の場合は吹き出し角度を60°以上下向きにすることで温風が床に届くようになります。エアフィルターが汚れているとホコリの影響で風速が弱くなってしまうので定期的に手入れをしましょう。
ダイキン工業株式会社HPより
https://www.daikin.co.jp/school/electricitysaving-summer/challenge04 -
④温める機能を持つストーブや電気こたつは待機電力が大きい。
→不正解[解説]
ストーブや電気こたつには待機電力は発生しません。
待機電力が多く発生するものとして、ガス給湯器やエアコン、DVDレコーダーなどが挙げられます。
また、待機電力は一般家庭の1年間の電力消費量の約5∼6%を占めています。 -
⑤床暖房の上には何も敷かないほうが効率が良い。
→正解[解説]
床暖房の上にはカーペットやラグマットなどを使わない方が効果的です。床暖房の上にカーペット等を敷くと、床面からの暖かい熱が遮られ、部屋全体が暖まりにくくなってしまいます。また、敷物と床材の間に熱がこもることで床仕上げ材に反りや割れなどが発生する恐れがあります。
経済産業省 資源エネルギー庁HP「省エネポータルサイト」家庭でできる省エネより
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#5
大阪ガスHPより
https://faq.osakagas.co.jp/faq/show/934?site_domain=default