電気の正しい使い方

家庭の電気配線

家庭の電気配線をご存知ですか?

住宅に電気を送る方法には一般的に、電線が2本の単相2線式配線と、3本の単相3線式配線があります。単相2線式配線では100Vの電気機器しか使用できませんが、単相3線式配線では100Vの電気機器のほかに比較的容量の大きなクーラーや電磁調理器などの200Vの電気機器も使用することができます。

電気配線

単相3線式配線で中性線が切れると電気機器が壊れます

単相3線式配線は単相2線式配線に比べて、100Vと200Vの電気機器が使用でき便利で、電気の損失や電圧降下が低減されるため経済的です。しかし、漏電遮断器などの開閉器の端子部分などで接触不良を起こすと、通常は電圧側電線と接地側電線(中性線)の間で100Vの電圧バランスが崩れてしまい、過大な電圧が電気機器に加わり焼損することがあります。単相3線式配線の漏電遮断器は、電気製品の損傷防止ができる「中性線欠損保護機能付き」にしましょう。

雨のかかる場所にコンセントはありませんか?

電気配線

電気器具は水や湿気が苦手で、故障や漏電の原因になります。雨のかかる場所や水に濡れる場所で使用する場合は、防湿型・防雨型の器具を使用しましょう。雨などで濡れた場合に漏電しても乾燥すれば漏電の症状がなくなることがありますが、漏電は症状が出ている時しか原因究明できません。漏電した場合は、なるべく早くお近くの電気工事店までご連絡下さい。

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